地方には様々な娯楽を楽しめるテーマパーク化した施設が多く誕生しています。

なぜテーマパーク化は流行しているのか

メリーゴーランド「東京ディズニーリゾート」「ハウステンボス」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」など、日本には人気が高く、わざわざ都道府県内外から多くの人が集まるような「テーマパーク」があります。

 

そのような中で、元々単独で機能していた温泉や空港、競艇場のような様々な施設が「テーマパーク」のように魅力的な存在へと「複合的」に進化しているのもまた事実です。

 

なぜ、既に目的を持った既存の施設が後から遊園地のように楽しめる施設への変貌を遂げることになったのでしょうか?

 

 

 

テーマパーク化のきっかけとなった背景

テーマパーク化が活発となった背景として、各種施設の「伸び悩む集客数の改善」や「地域貢献」「消費行動の活性化」などの理由が根底にありました。

 

例えば、現在都内の「銭湯」は1週間に1件のペースで廃業を余儀なくされていると言われるほどシビアな経営状態です。

 

「競艇場」は賭け事という強いイメージから親子世代には敬遠されてきました。

 

消費が落ち込む現代では出かける予定を立てるのも難しく、旅行をしなければ交通手段として使われている「空港」に人は来ないでしょう。

 

もちろん、それぞれの施設は目的を達成するために特化された立派な「テーマ」を持った施設になります。

 

しかし、1つのテーマに特化するだけでは現代の私たちが要求する「全てのニーズ」に答えることは難しく、集客数が減少し続ける状況を打破するためには「複合のテーマを持った施設」に進化する必要がありました。

 

その結果が「水着で遊べる大型スパ」「見て楽しめる空港」「親子で遊べる競艇場」といった本来の用途から派生した「テーマパーク型の施設」を生み出す結果となったのです!

 

 

 

魅力的な進化を目指した実例

日常から少し羽を伸ばした「非現実を味わえる」スポットとして変化している施設は日に日に勢いを増しています。
その中でも特にブランディングに積極的な取り組みを見せ、賑わいを見せる「入浴施設」「空港」「競艇場」「地方都市」がありました!

 

 

リゾート型となった「入浴施設」

温泉元々、入浴施設では「スーパー銭湯」という、飲食店や理髪店などの入浴以外の施設を充実させた複合的な形態を取り入れていました。

 

しかし、スーパー銭湯におけるそれらの施設は専門店が発達した現代ではあまり強みにはならず、集客に難航していました。

 

そこで「スパリゾートハワイアンズ」のように「銭湯そのものを強化して巨大なテーマパークにしてしまう」ことで、県内外からの強力な集客力に繋げることができました!

 

それまでのスーパー銭湯にはなかった「宿泊施設」を設けたのもテーマパークとしての長所をさらに伸ばす結果になりました。

 

 

地域に一番詳しくなれる「空港」

「空港」を利用する人たちは、ほとんどの場合に「どこかに旅行をするか、旅行先からの帰宅に使う人」で溢れています。

 

そこからテーマパーク化をすることで「空港で遊んで帰る」という逆転の発想を生み出し、成功に至るのが「新千歳空港」をはじめとした、各地のローカル空港になります!

 

以前から多くの空港で取り入れられている「展望デッキ」で飛行機を見ることを楽しむだけでなく、名産を生かしたラーメンの食べ比べや、子供が楽しめるフライトシュミレーターを一般向けに開放することで「空港そのもので楽しんで帰ってもらう」、そのようにして地方空港は見事なテーマパーク化を果たしました!

 

 

家族連れで楽しめる「競艇場」

競艇はネットで舟券が購入できるようになり、競艇場への来場者数が減少し、場内に使用されないスペースが生まれました。

 

そこで運営は、空いたスペースを活用して子供が遊べる遊具施設映画館などを設置しました。

 

「競艇」は賭け事というイメージが強く、ファミリー層が足を運ぶ場所ではないという認識が一般的でしたが、こうした取り組みによって近年、競艇場は家族連れやカップルが遊べるテーマパークとして注目を集めています。

 

競艇は公営のギャンブルであり、予想サイトなどを活用すれば誰でも気軽に参加できるハードルの低さが魅力ですので、未経験の方も一度は競艇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

人口問題に立ち向かった「地方都市」

バーチャルとリアルを結びつけるゲームとして「ポケモンGO」が一躍有名となりました。

 

同ゲームのような「GPS(位置情報)」を利用した「実際に足を運ばなければ楽しめないゲーム」を取り入れることで地方都市のテーマパーク化を図る取り組みを行った地方都市がありました!

 

現在該当する取り組みは休止中とのことでしたが、この取り組みをきっかけにゲームに関心のある観光客や、ITに精通しているエンジニアたちに強い関心を示してもらえば少子高齢化の問題への打開策となることを期待できる非常に将来性のある取り組みとなるでしょう。

 

 

テーマパーク化は必要な流れ

空港これまでの傾向を見る限り「テーマパーク化」には絶大な効果があることがわかりました。
海外に目を向けると「チェルノブイリ」を舞台にしたドラマの制作により、該当地域に莫大な人を呼び寄せる成功体験もあります。

 

 

情報が溢れる現代の中に埋もれてしまった本当に価値のある場所を改めて知ってもらい、再び火を灯すためにも「テーマパーク化」というのは一消費者として乗じておきたい流れなのではないでしょうか?

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