野球場ではなく「ボールパーク」に?
アメリカのサンフランシスコにある「AT&Tパーク」に拠点を持つサンフランシスコ・ジャイアンツの例に代表されるように、野球場が「ボールパーク」へと変化する流れがあります。
「ボールパーク」は、従来のように野球だけをする施設とは異なり「球場内にプール」があったり、子供が遊べる砂場や遊具が設置してある「テーマパーク」のような施設へとなっています。
ボールパークには「ワクワク」するシステムが満載なのが最大の魅力で、本場アメリカではマイナーリーグを中心として積極的にボールパーク化を取り入れています!
日本の有名球場も「ボールパーク」に!
アメリカに見習って、日本の有名球団の持つ球場もボールパーク化の取り組みを進めています!
最も早くボールパーク化を取り入れた球団はオリックス・バッファローズでしたが、彼らに習って続々とボールパーク化をし、魅力を増した球場がたくさんあります!
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
通称「マツダスタジアム」と呼ばれるこの球場は、2018年には「カープ女子」の急増で話題となったプロ野球・広島東洋カープの本拠地になります!
マツダスタジアムは特に「シート」や「グルメ」にこだわるスタイルのボールパークへと進化を遂げており、以前はおつまみしかなかったフードメニューも「ピザや、リゾット」からクレープなどの「デザート」まで完備するようになりました!
それら豊富なグルメを「アウトドアデッキ」や「コカコーラシート」で楽しみながら観戦するのは最高のひとときになります!
楽天生命パーク宮城
東北楽天ゴールデンイーグルスの拠点である「楽天生命パーク宮城」ではスタジアムに入るといきなり「観覧車」が飛び込んで来る、テーマパークさながらのボールパークへと変化を遂げています!
楽天生命パーク宮城をボールパークたらしめる「スマイルグリコパーク」は試合がない日でも大人500円で遊び放題!
観戦チケットを持っていればタダでメリーゴーラウンドや芝生エリアで遊ぶことができ、試合が始まるまでの待機時間を持て余すことなく楽しむことができます!
北海道ボールパーク
これから北広島を本拠地とした「ボールパーク」を建設する予定なのが「北海道日本ハムファイターズ」です!
ボールパークはその地域のメインシンボルとなることも往々にあるので、「北海道ボールパーク」の施工が完了した暁には、少子高齢化へのアプローチになることを期待されています!
構想段階では、ゴーカートや芝生エリアの遊戯施設だけでなく「ショッピングモール」や「ホテル」が設置される予定があることから、すでにファンの期待は高まっているボールパークになります!
ボールパークでさらなる野球ファン獲得へ
野球ファンには硬派な方も多く、中にはボールパーク化に反対する意見も見られます。
しかし地域復興や業界の新規ファン獲得など多方面から見ても、球場の多様化は業界にとって良い流れなのではないでしょうか?