サービスエリアがテーマ性を持ち始めている
昨今、様々な施設が独自の「テーマ」を持って運営されています。そこで今回注目したいのは「サービスエリア」。
本来は家族旅行の途中などで立ち寄る休憩施設であるサービスエリアですが、2021年においては「目的地をサービスエリアにする」人々が増えているほど、楽しめる場所になっています。
テーマパークのようなサービスエリアたち
テーマ性を持って運営されているサービスエリアの中から、代表的な施設をいくつかご紹介いたします。
砂川ハイウェイオアシス
砂川ハイウェイオアシスは、北海道にあるサービスエリアです。
「北海道こどもの国」の施設内にオープンした施設であるため、併設している広い公園、水遊び場、室内遊具広場で思いっきり遊ぶことができます。
遊び疲れたら地元食材をふんだんに活用したレストランでお食事もできるので、1日遊んでも飽きないスポットです。
ハイウェイオアシスららん藤岡
「ハイウェイオアシスららん藤岡」は、群馬県にある道の駅です。
子供たちが遊べる「噴水広場」を中心に、シンボルのようなミニ遊園地など、子供が楽しめる施設を多く有しています。
また18もある専門店には物産展やカフェ、観光案内所が含まれており、大人が有意義な時間を過ごすためにもオススメのスポットです。
豊田上郷サービスエリア(上り)
「豊田上郷サービスエリア」は、愛知県豊田市にあるサービスエリアです。
ドッグランやぷらっとパーク(一般道から入っても利用できる商業施設)を備えており、近隣住民からも愛されているサービスエリアです。
なかでもキリンやゾウ、白クマなどの動物が描かれたトリックアートの展示はサービスエリア初の試みであり、フォトスポットとしても人気を博しています。
刈谷ハイウェイオアシス
大きな観覧車が特徴的な「刈谷ハイウェイオアシス」は、愛知県刈谷市にあるパーキングエリアです。
遊園地から天然温泉まで兼ね備えた複合施設であるため、子供も大人も1日中楽しめます。
なかでも「えびせんべいの里」で購入できる南知多の名産・えびせんべいはドライブのお供にオススメです。
羽生パーキングエリア
「羽生パーキングエリア」は、埼玉県羽生市にあるパーキングエリアです。
コンセプトに「温故知新」を定めており、エリア内では江戸の世界にタイムスリップしたかのような風情が味わえます。
飲食店が中心に軒を連ねていますが、施設内にいるだけでも特別な雰囲気が体験できる人気のスポットです。
NEOPASA 駿河湾沼津上り線 沼津・村の駅(上り)
画像は公式サイトより引用
「NEOPASA駿河湾沼津 沼津・村の駅」は、静岡県にあるサービスエリアです。
「農産物直売所」や「まぐろ道場」「TAMAGOYA(たまご専門店)」など数多くの新鮮食材を楽しめる施設を有しています。
遊具はありませんが、休日に訪れればお腹を満たせること間違いなしの食のテーマパークです。
目的地をサービスエリアに
サービスエリアは旅行の合間に立ち寄る休憩所というイメージから一変しており、現在は目的地をサービスエリアにしている家庭も多いです。
「遠出はできないけど、少し気分転換したい」
そんな日常にサービスエリアはいかがでしょうか。